祝来館者20万人達成! »
ありがとうございます。来館者数20万人達成!
2008年(平成20年)の開館より、大勢のお客さまにご来館いただいておりますが、この度、2019年(令和元年)12月8日(日)に累計入館者数20万人を達成いたしました。記念すべき20万人目のお客様は、市内からお越しの池田崇大くん(常磐小2年)で、大江昌嗣理事長から記念品が贈呈されました。記念セレモニーでは小沢昌記市長も駆け付けていただき、ご祝辞をいただきました。
ありがとうございます。来館者数20万人達成!
2008年(平成20年)の開館より、大勢のお客さまにご来館いただいておりますが、この度、2019年(令和元年)12月8日(日)に累計入館者数20万人を達成いたしました。記念すべき20万人目のお客様は、市内からお越しの池田崇大くん(常磐小2年)で、大江昌嗣理事長から記念品が贈呈されました。記念セレモニーでは小沢昌記市長も駆け付けていただき、ご祝辞をいただきました。
サイエンスカフェPage.40
講師: 国立天文台 水沢VLBI観測所 助教 秦 和弘(はだ かずひろ) 氏
開催日: 2017年4月16日(日) 15:00~16:00
今回のサイエンスカフェでは宇宙きってのふしぎ番長、ブラックホールについてお話しました。宇宙のことはよく知らなくてもブラックホールという言葉は知ってる、というくらい有名なこともあり、子供さんから年配の方まで多くの方々にお越しいただきました。
ブラックホールは約100年前にアインシュタインの理論によって予言され、今ではほぼすべての銀河の中心には巨大なブラックホールが存在すると天文学者は信じています。しかしながら、未だかつてブラックホールの姿を直接見た人は誰もいません。
そこで私たちは現在世界中の研究者と協力して、人類史上初めてブラックホールの姿を写真撮影しよう、というプロジェクトを進めています。水沢観測所の名前にもなっているVLBIという技術を使うと、視力300万という非常に高精度な電波望遠鏡を作ることができます。これにより、ブラックホールの表情が撮影できるかもしれないのです。
果たしてブラックホールは一体どういう姿をしているのでしょうか。笑っているかもしれないし、寝ているかもしれないし、黒くないかもしれません。観測は順調に進んでおり、早ければ今後1年以内に結果が出るかもしれません。ブラックホールと仲良くなれたときにはまた皆さんにご報告したいと思います。
担当:秦 和弘
「巨大ブラックホールの謎
~宇宙最大の「時空の穴」に迫る~」
本間 希樹 著/ 講談社ブルーバックス
¥1,080(税込)
☆ Amazon.comにレビューが掲載されています 😀
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
遊学館のおとなり、国立天文台 水沢VLBI観測所の本間希樹所長の本が発売されました!
”宇宙の怪物”「巨大なブラックホール」に焦点をあて、観測者の目線でこれまでのブラックホール研究の進展を分かりやすく解説しています。
ブラックホールのことはあまり知らないという方も楽しめる入門的な解説書であり、ブラックホールの謎に挑む研究者たちの研究の様子をちょっとだけ知ることができるかも。
あなたも「二度と抜け出せない」ブラックホールの魅力にはまってみませんか?
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
遊学館のグッズ売場でも販売中です!
運が良ければ、本間先生のサインがもらえるかも!?
日 時 : 2017年2月11日(土) 14:00~15:00
場 所 : 奥州宇宙遊学館 2階セミナー室
テーマ : 「ぼくたちの地球について知ろう」
講 師 : 一戸天体観測所 吉田 偉峰 先生
参加費 : 無料 (飲み物はココアが出ます)
※ 当日は雪のフェスティバルのため、入館料はいただきません
定 員 : 20名(要事前申込・先着順)
ちびっこサイエンスカフェ2017の様子
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温暖化による地球への影響について、また星や宇宙のことまで、
いろんなことをわかりやすく知ることができました。
講師の吉田偉峰先生、そして参加してくださったみなさん、ありがとうございました!
サイエンスカフェPage.39
講 師: 国立天文台水沢VLBI観測所 主任研究技師 佐藤 克久 氏
開催日: 2016年12月18日(日) 15:00~16:00
日常の道具となっているカーナビや名称が知られているGPSについて体系的に理解する事を目指し、「GPSカーナビへの歴史」としてこれまでの航法・測位の流れを概観した。
船舶等に使われた複数の地上送信局からの電波を受信する双曲線航法(ロランC等)、1957年のスプートニク1号の「ピー、ピー」と云う受信音をモニターして発想したとされる、人工衛星電波のドップラー偏移(救急車のサイレン音が聞く人に一番近づいたときに正しい音になる)を利用した航行衛星システム(NNSS)、衛星と受信機間の擬似距離測定(今回は衛星から電波の「ものさし」で受信点まで距離を測るとした)を原理とするGPSについて、精度を良くする工夫等に目を向けつつ説明した。更にロシア、欧州連合、インド、中国などの衛星測位システムの現状を紹介、日本の準天頂衛星(みちびき、QZSS)の特徴を説明すると共に、宇宙航空研究開発機構による1機体制での評価段階を経て2016年度末から内閣府主導による4機体制の運用段階へ移行しつつある事、最終的には7機体制を目指している事を紹介した。
今回は内閣府から「みちびき」のパンフレットやペーパークラフトを提供頂いたので、遊学館スタッフにより製作の注意点を説明しつつ製作例をお見せして来場者に持ち帰って頂いた。
担当: 佐藤 克久
イベント記事: サイエンスカフェPage.39「私は今どこ?GPSカーナビへの歴史」
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サイエンスカフェPage.38
講 師: 国立天文台天文シミュレーションプロジェクト 専門研究職員 押野 翔一 氏
開催日: 2016年10月16日(日) 15:00~16:00
系外惑星が最初に発見されてから20年以上が経過して、発見されている系外惑星の数は数千個を超えている。
今回の講演では系外惑星の発見の歴史から説明を行った。
1995年に初めてホットジュピターが発見されるまで、太陽系以外には惑星系はなく、太陽系が特異であると考えられていたが、その後の観測により太陽系も数ある惑星系のうちの一つであるということがわかってきた。
系外惑星には太陽系には存在しないホットジュピターや、楕円軌道を持つエキセントリックプラネットや、地球より大きな岩石惑星であるスーパーアースなどが発見されていて、これらの惑星をどう作るか様々な研究がおこなわれている。
惑星形成理論はもともと太陽系の惑星を再現することから研究が始められており、現在ではこの理論をもとに、様々な系外惑星を形成できるような汎惑星形成理論の構築が進められている。
惑星形成の現場は、現在の望遠鏡より高解像のデータや長期間の観測が必要であるが、シミュレーションを利用することによりコンピュータの中で惑星形成の現場を再現しこのような多様な惑星を作る研究に利用されている。
講演ではホットジュピターの形成メカニズムとしてガス惑星の移動のシミュレーションと惑星の軌道不安定によるエキセントリックプラネットの形成のシミュレーションの紹介を行った。
担当: 押野 翔一
イベント記事 :サイエンスカフェPage.38「太陽系外惑星はどうやってできるの?」
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