サイエンスカフェ 記事一覧

サイエンスの専門的なお話を、
コーヒーの香りに包まれてカフェ気分で聞くことができるのが
奥州宇宙遊学館のサイエンスカフェ。

そんなひと時を楽しみにいらしてください。

美味しいコーヒー・お菓子を準備してお待ちしてます!

今までのサイエンスカフェ 先生たちの講話

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Page タイトル 講師 講話
36 雪って不思議だと思いませんか? 中東 重雄
(イーハトーブサイエンススクールリーダー)
37 宇宙と星の輪廻 元木 業人
(国立天文台水沢VLBI観測所 特任研究員)
38 太陽系外惑星はどうやってできるの? 押野 翔一
(国立天文台天文シミュレーションプロジェクト
専門研究職員)
39 私は今どこ?GPSカーナビへの歴史 佐藤 克久
(国立天文台水沢VLBI観測所 主任研究技師)

奥州宇宙遊学館サイエンスカフェPage.39「私は今どこ?GPSカーナビへの歴史」 »

サイエンスカフェPage.39

「私は今どこ?GPSカーナビへの歴史」
~準天頂衛星「みちびき」って知ってる?~

講 師: 佐藤 克久 先生

開催日: 2016年12月18日(日) 15:00~16:00

日常の道具となっているカーナビや名称が知られているGPSについて体系的に理解する事を目指し、「GPSカーナビへの歴史」としてこれまでの航法・測位の流れを概観した。

船舶等に使われた複数の地上送信局からの電波を受信する双曲線航法(ロランC等)、1957年のスプートニク1号の「ピー、ピー」と云う受信音をモニターして発想したとされる、人工衛星電波のドップラー偏移(救急車のサイレン音が聞く人に一番近づいたときに正しい音になる)を利用した航行衛星システム(NNSS)、衛星と受信機間の擬似距離測定(今回は衛星から電波の「ものさし」で受信点まで距離を測るとした)を原理とするGPSについて、精度を良くする工夫等に目を向けつつ説明した。更にロシア、欧州連合、インド、中国などの衛星測位システムの現状を紹介、日本の準天頂衛星(みちびき、QZSS)の特徴を説明すると共に、宇宙航空研究開発機構による1機体制での評価段階を経て2016年度末から内閣府主導による4機体制の運用段階へ移行しつつある事、最終的には7機体制を目指している事を紹介した。

今回は内閣府から「みちびき」のパンフレットやペーパークラフトを提供頂いたので、遊学館スタッフにより製作の注意点を説明しつつ製作例をお見せして来場者に持ち帰って頂いた。

担当: 佐藤 克久

 

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イベント記事: サイエンスカフェPage.39「私は今どこ?GPSカーナビへの歴史」

2016-1220-03

奥州宇宙遊学館サイエンスカフェPage.38「太陽系外惑星はどうやってできるの?」 »

サイエンスカフェPage.38

「太陽系外惑星はどうやってできるの?」

講 師: 押野 翔一 先生

開催日: 2016年10月16日(日) 15:00~16:00

 

系外惑星が最初に発見されてから20年以上が経過して、発見されている系外惑星の数は数千個を超えている。

今回の講演では系外惑星の発見の歴史から説明を行った。

1995年に初めてホットジュピターが発見されるまで、太陽系以外には惑星系はなく、太陽系が特異であると考えられていたが、その後の観測により太陽系も数ある惑星系のうちの一つであるということがわかってきた。

系外惑星には太陽系には存在しないホットジュピターや、楕円軌道を持つエキセントリックプラネットや、地球より大きな岩石惑星であるスーパーアースなどが発見されていて、これらの惑星をどう作るか様々な研究がおこなわれている。

惑星形成理論はもともと太陽系の惑星を再現することから研究が始められており、現在ではこの理論をもとに、様々な系外惑星を形成できるような汎惑星形成理論の構築が進められている。

惑星形成の現場は、現在の望遠鏡より高解像のデータや長期間の観測が必要であるが、シミュレーションを利用することによりコンピュータの中で惑星形成の現場を再現しこのような多様な惑星を作る研究に利用されている。

講演ではホットジュピターの形成メカニズムとしてガス惑星の移動のシミュレーションと惑星の軌道不安定によるエキセントリックプラネットの形成のシミュレーションの紹介を行った。

担当: 押野 翔一

 

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イベント記事 :サイエンスカフェPage.38「太陽系外惑星はどうやってできるの?」

2016-10-17-05 サイエンスカフェ「太陽系外惑星はどうできるの?」

奥州宇宙遊学館サイエンスカフェPage.37「宇宙と星の輪廻」 »

サイエンスカフェPage.37

「宇宙と星の輪廻」

 

講 師: 元木 業人 先生

開催日:2016年6月19日(日) 15:00~16:00

 

総評

今回のサイエンスカフェでは星の誕生と死をテーマに、普段遠い他人事のように眺めている星と人間の直接的な繋がりについて講演を行った。

内容としてはまず恒星の構造とその活動性、特に星のエネルギー源となる中心核での熱核融合反応について
紹介し、ビックバン直後のまっさらな宇宙から現在の地球や生命の誕生に至る過程において、いかに星による
元素合成が本質的であるかを説明した。その後星の誕生と死の過程を辿りつつ、星と星間物質の循環について
説明した。

星というとややオールドファッションな研究テーマが宇宙の成り立ちを考える上で如何に重要であるかを
伝えたく思い、元素合成による物質進化に重点を置いた講演としたため、星の誕生と死の部分については画像
を見ながら軽く触れる程度の説明となった。参加者の年齢層の幅が広いと言うことで、なるべく平易な表現や
例え話を交えつつわかりやすい講演を心掛けたが、予想以上に反応が良く、様々な質問をいただき非常に
楽しんで講演をすることができたと思う。特に太陽の表面温度に関するクイズに力強く答えてくれた児童に
ついては、下手な大学院生よりも積極的な態度に大変驚かされた。

他の方々も全体的に知りたいという欲求を素直に表現されることに慣れている印象があり、これまでの
サイエンスカフェを含む遊学館の取り組みが実を結んでいるのであろうと推察された。今後も是非このような
機会を継続して頂き、天文学者に社会貢献の場を与えて頂ければ幸いである。

担当:元木 業人

 

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イベント記事 :サイエンスカフェPage.37「宇宙と星の輪廻」

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奥州宇宙遊学館サイエンスカフェPage.36「雪って不思議だと思いませんか?」 »

サイエンスカフェPage.36

「雪って不思議だと思いませんか?」

講 師: 中東 重雄 先生

開催日:2016年4月17日(日) 15:00~16:00

 総 評

 本サイエンスカフェでは、これまで進めてきた奥州宇宙遊学館独自に作製した「人工雪結晶作製装置」を用いた「雪」についての研究の中間報告をおこなった。

 内容は、小生が雪の研究に携るようになった経緯にはじまり、雪の研究についての簡単な歴史、「雪」という言葉の美しさや表現について。そして雪のでき方や成長メカニズムについて科学的な説明を紹介し、最後にこれまでの実験結果についてまとめて報告した。さらに、今後の研究課題についても紹介した。

 1時間という講演時間に対し、少し内容が多すぎた感があり、後半は少し急ぎ足になった感がある。秋田の学生さんが聴講されると事前に聞いていたので、講演ターゲットをそのあたりに絞ったが、江刺の農業の方(男性)、近所の本カフェ常連というお年寄りの女性の方などから質問を頂き、びっくりした。特に『遊学館で雪の研究をしているなんてびっくりした』との彼女の言葉を聞いたときには、「してやったり」という感であった。遊学館のサイエンスカフェの目的は、十分達成されていると思う。今後も天文関係のテーマだけではなく、いろいろな分野についての講演を企画してはと思う。

担当: 中東 重雄

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イベント記事   :サイエンスカフェPage.36「雪って不思議だと思いませんか?」
科学トピックス:「雪の結晶作成実験」の記事

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38 太陽系外惑星はどうやってできるの? 押野 翔一
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専門研究職員)
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