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サイエンスカフェpage.73 総評

「時計の歴史と腕時計の最新技術」
講 師:髙橋 正幸 さん
(シチズン時計マニュファクチャリング株式会社東北北上工場)

開催日: 2024年6月16日(日)15:00~16:00

この度はサイエンスカフェで、時計についてお話しする機会をいただきありがとうございました。
時計の歴史から最近の技術である電波時計についてお話しさせていただきましたが、皆さん熱心に
聞いてくださり楽しい時間を過ごすことができました。これを機会に時計について関心を持って
くだされば幸いです。

奥州宇宙遊学館のみなさんには不慣れなところを丁寧にサポート頂き大変助かりました。
た、奥州宇宙遊学館の皆さんとお話しさせていただき、その「星空愛」に心をうたれましたので、
今度、あらためてじっくり夜空を見てみたいと思いました。

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イベント記事:サイエンスカフェpage.73

「低緯度オーロラ」観測しました! »

奥州市水沢黒石で「低緯度オーロラ」観測しました!

5月11日(土)21時41分から12日(日)3時3分にかけて、ふだんより低い緯度でみられる「低緯度オーロラ」が観測されました!

国立天文台 太陽観測科学プロジェクトによると、日本時間5月11日10:22に太陽で大規模な「太陽フレア」と呼ばれる爆発現象が発生しました。
その影響で「低緯度オーロラ」が日本各地で観測されました。
この珍しい現象を、イーハトーブ宇宙実践センター副理事長の酒井栄さんが写真に収めました。
酒井さんによると
「時間が経過して低緯度オーロラの位置が左右に変化していくのが撮影していて分かりました。5cm双眼鏡で何とか低緯度オーロラが確認できた時は、とても感激して見ました。2台のカメラ(20mmF4.0/50mmF2.8)で撮影にかかり薄明まで約6時間観測することができました。」

なかなか遭遇できない現象をどうぞご覧ください。

撮影&写真提供
イーハトーブ宇宙実践センター
副理事長 酒井 栄  さん
撮影場所:奥州市水沢黒石町長田地内

「太陽フレア」の詳細情報については、
国立天文台 太陽観測科学プロジェクト
をご覧ください。

開館16周年記念講演会 総評 »

開館16周年記念講演会 総評

講 師:小林 秀行 氏
(国立天文台名誉教授・元国立天文台水沢VLBI観測所長)

開催日時: 令和6年4月21日(日)14:00~15:30

緯度観測所旧本館の移設問題と宇宙遊学館の経緯から水沢でのVERAプロジェクトの経緯、建設と天の川銀河の精密立体観測を
行った科学的な成果と意義、そして次の計画として国際協力プロジェクトのSKA(一平方キロメートル電波干渉計)について
説明を行った。講演会参加者は主に大人の方々でたいへん熱心に聞いてくれた。また多くの方々から質問を受けることができた。
緯度観測所で培った精密計測の伝統がVERAへと引き継がれ、その実績をもとに国際プロジェクトSKAに参加し、
緯度観測所・水沢VLBI観測所の独自性が発揮できることが理解してもらえたと思う。大人の方々が宇宙に関心を持ち、
国立天文台や水沢VLBI観測所を支えていることを改めて実感することができた。準備をしていただいた宇宙遊学館のスタッフに
感謝したい。

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サイエンスカフェpage.72総評 »

サイエンスカフェpage.72 総評

「火星衛星探査計画MMXについて
 講師:松本 晃治 さん(国立天文台RISE月惑星探査プロジェクト准教授)

開催日: 2024年2月18日(日)15:00~16:00

3年ぶりにサイエンスカフェでお話をさせていただきました。実は3年前にも少しだけMMXに触れたのですが、その後の研究の進展も踏まえ、小さな火星衛星を調べることが太陽系の歴史を紐解くことにつながるという
面白さをより詳しくお話ししました。火星衛星を調べるための観測機器や探査機の軌道など、少し専門的な話もしました。聴衆の年齢層は幅広く、小学生には少し難しい内容だったかもしれませんが、この探査計画に興味をもっていただけたならうれしいです。

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サイエンスカフェpage.71 総評 »

サイエンスカフェpage.71 総評

南部鉄器とさびのお話」
 講師: 岩手大学理工学部教授 八代 仁 さん

開催日: 2023年12月17日(日)15:00~16:00

この度は歴史ある旧緯度観測所本館で講演をさせていただきありがとうございました。
宇宙に関係ない話で申し訳ないと思いながら、南部鉄器つながりで、私の専門である錆の話をさせていただきました。
とりわけ奥州市(江刺)にある赤金鉱山の名前が、学術的な鉱物名(Akageneite, βFeOOH)になっていることを紹介できたことをうれしく思っています。
興味のある方はインターネットでAkageneiteと検索してみてください。本当に世界的に認知されていることがお判りいただけると思います。
ちなみにアポロ計画で月から持ち帰られた岩石にも赤金鉱が含まれていたそうです(この話題ももう少し調べておいて話せたら、宇宙に近づけてよかったかなあ・・・)。

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サイエンスカフェpage.70総評 »

サイエンスカフェpage.70 総評

半導体とブラックホール」
 講師: 東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ㈱
­    シニアスペシャリスト 田崎 文得 さん

開催日: 2023年10月15日(日)15:00~16:00

記念すべき70回目のサイエンスカフェでお話しさせていただき、どうもありがとうございました!
ブラックホールについて、半導体について、半導体とブラックホールのつながりについて、さまざまなお話を
しました。実は、見た目の大きさで考えると、遠くのブラックホールも、月面のオレンジも、目の前の半導体
構造も、同じような大きさなのです。目で見えないものを調べることの大変さや面白さも伝わっていたら
良いなぁと思います。
みなさんが熱心に頷きながら聞いてくださり、お話ししていて楽しかったです。
聴講されたみなさんも楽しい時間を過ごしていただけたのでしたら幸いです。

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イベント記事:サイエンスカフェpage.70

終了しました!「2023年10月星空観望会」 »

「10月星空観望会~寝っころがって天の川を見よう!~」

日にち:2023年10月14日(土)午後7時~8時30分

会 場:北股地区センター(奥州市衣川小田212)
­    ※現地集合です。気をつけてお越しください

参加料:無料

定 員:40名(要申込み)

持ち物:敷き物、懐中電灯、防寒着

※電話または窓口でお申込みください
申込先 奥州宇宙遊学館/電話:0197(24)2020

※雨天や曇天などで星が見えない場合は21日(土)に延期となります
その場合は午後3時までにホームページに掲載いたします

 


追記 「10月星空観望会~寝っころがって天の川を見よう~」の様子

参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

次回の星空観望会は11月11日(土)開催です。詳細はHPでお知らせします。