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サイエンスカフェpage.78 総評「誰かに話したくなる?月のちょっとした話」 »

サイエンスカフェpage.78 総評
「誰かに話したくなる?月のちょっとした話」
講 師:野田 寛大(ひろとも) さん
(国立天文台 RISE月惑星探査プロジェクト 助教)
開催日: 2025年8月17日(日)15:00~16:00
9月8日の未明に約3年ぶりの皆既月食が起こるということで、月の満ち欠けから始めて、市民権を得つつある「スーパームーン」などと合わせて、主に月の軌道に関連した話しをしました。
月の満ち欠けを表す朔望月(29.5日)以外に、遠い・近いを表す「近点月(27.5日)」、食の起きるタイミングに関係する「交点月(27.2日)」など、月には複数の周期があり、これらが重なって色々な現象が起きることを説明しました。
誰かに話してみたい!と思ったネタはありましたでしょうか。お盆から続いた連休の最終日でしたが、参加してくださった皆様に感謝します。
イベント記事:サイエンスカフェpage.78
サイエンスカフェpage.77総評 »

サイエンスカフェpage.77 総評
「こんなところにも!機械学習」
講 師:田崎 文得 さん
(東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ株式会社 シニアスペシャリスト)
開催日: 2025年6月15日(日)15:00~16:00
今回は「機械学習ってなに?」「どんな種類があるの?」「どうやって機械が学習するの?」「どんなところで使われるの?」などをお話ししました。最後に「機械学習やAIでどんな未来になってほしいか」を一人一人にお伺いしたところ、医療への活用や自動運転、戦争・災害・犯罪などの予防、個人の生活や趣味をより豊かにするための活用など、さまざまなアイディアが飛び出しました。また、AIへの不安や人間の楽しみが奪われてしまうことへの寂しさが挙げられたことも印象的でした。
みなさんと機械学習について語りながら楽しい時間を過ごすことができました。
どうもありがとうございました。
イベント記事:サイエンスカフェpage.77
サイエンスカフェpage.76 総評 »

サイエンスカフェpage.76 総評
「能登半島地震を通してみる、日本周辺の地震のしくみ」
講 師:花田 英夫(奥州宇宙遊学館企画開発主幹)
開催日: 2025年2月16日(日)15:00~16:00
東北太平洋沖地震(東日本大震災)から15年たち、昨年は新年早々能登半島地震に襲われ、一方、「南海トラフ地震が今後30年に発生する確率」が年々高まっているとの報道が盛んになされています。そのような中、日本周辺の地震、とくに東北地方の地震について整理し、今までどのような地震が起こり、今後どのような地震に注意する必要があるかについて、地震学、プレートテクトニクスの基礎から始めて、最近のデータを紹介しながら、分かり易く解説したつもりです。私自身、昔に比べて、地震予知は別として、地震学の進歩を実感しました。昔は一つの地震のメカニズムを決めるのに手作業で数日かかっていたのが、最近では、地震観測網も充実し、コンピュータで小さい地震まで含めてその日のうちに結果が出るようになっています。地震予知までいかなくとも、緊急地震速報がさらに正確に、迅速に出されることを期待しています。
イベント記事:サイエンスカフェpage.76
土星食を観測しました〈2024年12月8日(日)〉! »

この様子を、イーハトーブ宇宙実践センター副理事長の酒井栄さんが写真に収めました。
「土星は、みずがめ座にいて一晩中見やすい時期でした。土星は、1.0等級ですが月が上弦で明るいので肉眼では、潜入・出現は見ることが出来ませんでした。現在土星の環は、傾きが小さくて棒のように見えています。これは、土星の環が15年周期で傾きが大きくなったり小さくなったり変化して見えるからです。」
次に土星食が観測できるのは、13年後(2037年)だそうです。
ほしぞら情報2024年12月
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/12-topics02.html
撮影&写真提供
イーハトーブ宇宙実践センター
副理事長 酒井 栄 さん
撮影場所:奥州市水沢黒石町長田地内
「紫金山・アトラス彗星」観測しました!! »

10月12日(土)に「紫金山・アトラス彗星」を
イーハトーブ宇宙実践センター副理事長の酒井栄さんが写真に収めました。
今が見ごろです。
ほしぞら情報2024年10月
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/10-topics05.html
撮影&写真提供
イーハトーブ宇宙実践センター
副理事長 酒井 栄 さん
撮影場所:奥州市水沢黒石町長田地内
サイエンスカフェpage.74総評 »

サイエンスカフェpage.74 総評
「天の川銀河中心の巨大ブラックホール『いて座A*(エースター)』」
講 師:岩田 悠平 博士(国立天文台水沢VLBI観測所 特任助教)
開催日: 2024年8月18日(日)15:00~16:00
今回は、単なる私の趣味であるコーヒーの話をしながら精製方法の異なる二種類のコーヒーを
飲み比べてもらった後、いて座A*の最新研究について話しました。
研究についてはフェイスオンとエッジオンなど難しい内容もあったかと思いますが、
質問や感想を聞いているとみなさん理解度が高く、安心しました。
地球から最も近い巨大ブラックホールであるいて座A*でさえも、未解明なことが多くあることが
わかっていただけたのではないかと思います。また研究だけでなくコーヒーについても
好評のコメントを多くいただけたのでよかったです。
まだまだ他にも私が面白いと思う研究のネタや、紹介したいコーヒーもたくさんあるので、
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。
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イベント記事:サイエンスカフェpage.74