緯度観測所 記事一覧

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特別展示・講演

川崎俊一と池田徹郎

緯度観測所第2代所長・第3代所長の業績と人柄

 

日 時: 2019年3月2日(土) 13:00~17:00

     2019年3月3日(日) 11:00~17:00   ※両日とも 入場は16:30まで

場 所: 奥州宇宙遊学館 2階 セミナー室

参加費: 無 料

※ 遊学館の常設展をご覧になる場合は、別途入館料(大人200円:小人100円)が必要です。

主 催: 科研費 「国立天文台水沢収蔵資料から読み解く緯度観測所120周年」(研究代表者:馬場 幸栄)

事務局: 〒186-8602 東京都国立市中2-1 一橋大学社会科学古典資料センター(馬場)

 


講 演: 「川崎俊一と池田徹郎」 馬場 幸栄 (一橋大学)

日 時: 2019年3月2日(土)13:45~14:15

場 所: 奥州宇宙遊学館 2階 セミナー室

参加費: 無 料

※ 遊学館の常設展をご覧になる場合は、別途入館料(大人200円:小人100円)が必要です。

定 員: 先着 50名

※ 予約は不要です。


<同時開催>

文化財登録記念 緯度観測所建造物「登録有形文化財プレート」お披露目会

日 時: 2019年3月2日(土) 13:00~13:30

場 所: 国立天文台水沢VLBI観測所

※ 参加申込不要


特別展示・講演 「川崎俊一と池田徹郎」の様子

木村博士の後を継いだ二人の所長は
どのような方だったのでしょうか。

当時を知る方や関係者のご親族など、
多くの人が集まりました。

ご来場・ご参加頂いた皆様、どうもありがとうございました。

終了しました!特別写真展 ガラス乾板写真とともに語り継ぐ 緯度観測所を支えた人々 »

特別写真展
ガラス乾板写真とともに語り継ぐ
緯度観測所を支えた人々

国立天文台水沢VLBI観測所の前身である旧水沢緯度観測所。緯度観測所特別写真展
その開設初期に撮影されたガラス乾板の特別写真展が、今年も
行われます。初代所長である木村榮博士をはじめ、緯度観測所
を支えた人々、その風景や歴史が貴重な写真とともに蘇ります。

日 時: 2017年3月4日(土) 13:00~17:00 (開場12:30)
     2017年3月5日(日) 10:00~17:00 
                    (入場は16:30まで)

場 所: 奥州宇宙遊学館2階セミナー室

参加費: 無 料

※ 遊学館の常設展をご覧になる場合は、別途入館料
(大人200円:小人100円)が必要です

主 催: 科研費「国立天文台水沢収蔵資料から読み解く
緯度観測所120周年」
(研究代表者:馬場幸栄)

協 力: 国立天文台水沢VLBI観測所  奥州宇宙遊学館


3月4日(土)は2階セミナー室にて特別写真展についての講演があります

講 演: 「ガラス乾板写真とともに語り継ぐ 緯度観測所を支えた人々」

          馬場幸栄(国立民族学博物館)

  3月4日(土)13:00~13:30 先着50名,予約不要,参加無料


〒565-8511大阪府吹田市千里万博公園10-1

国立民族学博物館 文化資源研究センター 担当:馬場幸栄

TEL:06-6878-8334(直通)

 


たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
みなさん、懐かしい写真に思いを馳せていらっしゃったようです。
また、多くのみなさんに当時の情報も提供していただきました。
ご協力くださった皆様、どうもありがとうございました。

緯度観測所の空 »

「緯度観測所」。現在の国立天文台水沢観測所です。中高年の人なら、水沢市民も近隣の人たちも、緯度観測所といって知らない人はいませんでした。観測所ができたのは、1899(明治32)年。世界共同の緯度観測が開始
され、岩手県水沢もその一つ。国際的な観測所の全体的な配置を考えた上での設置であり、「北緯39度8分」
という緯度が最初にあった訳ではありません。

 

⇒ 緯度観測所の空 (PDF)

(大江昌嗣 記)

宮沢賢治の大気循環への着想と緯度観測所の観測 »

宮沢賢治は、童話「風野又三郎」で、「大循環の話なら面白いけれどむずかしいよ。」と又三郎に言わせる。
東北にしばしば冷害をもたらした風であるが、風は日本だけのものではなく、地球を循環すること、また風には吹く法則があることを伝えようとしている。

⇒ 宮沢賢治の大気循環への着想と緯度観測所の観測 (PDF)

(大江昌嗣 記)

緯度観測所と国立天文台 »

奥州市水沢に世界の共同観測所として緯度観測所が設置されたのは1899年のことでした。1880年代に発見
された極運動(地球回転の乱れの一側面)の詳細を解明するため、国際測地学協会が「国際緯度観測事業」
として、世界各地の北緯39度8分上の6か所に観測所を設置したのです。日本では1899年(明治32年)岩手県
水沢市(現奥州市)に文部省所轄研究所として「臨時緯度観測所」を発足させたのでした。初代所長は木村榮
(ひさし)でした。木村は東京帝国大学の星学科で天文学を学び、特に星を用いて緯度を決定する手法を身に
着けます。また大学を卒業後も大学院に進学し、震災予防調査会の下で田中館愛橘教授に学び地磁気測量に従事
します。また1895年には嘱託として『緯度変化観測方』となり観測を行っていました。

⇒ 緯度観測所と国立天文台 (PDF)

(大江昌嗣 記)