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木星・土星の超接近(令和2年12月) »
令和2年12月21日(月)~22日(火)にかけて木星と土星が今期で最も接近しました。
12月27日(日)に望遠鏡で観測することが出来ましたのでどうぞご覧ください。
望遠鏡の視野の中に木星と土星が同時に見える事は大変珍しい事です。
また、1枚目写真には木星の衛星(ガリレオ衛星)も写っており貴重な1枚です。

1枚目「令和2年木星・土星の接近を撮影」
撮影日:2020年12月27日(日曜)17時7分25秒
撮影場所:酒井天体観測所(奥州市)
撮影者:酒井 栄氏(イーハトーブ宇宙実践センター理事)
2枚目「木星・土星の超接近を観測」
撮影日:2020年12月27日(日曜)17時9分47秒
撮影場所:酒井天体観測所(奥州市)
撮影者:酒井 栄氏(イーハトーブ宇宙実践センター理事)
木星と土星は約20年に一度、接近を繰り返しますが
今回ほどの接近は約397年ぶりの事で、
今回と同じ間隔の接近は60年後となる非常に珍しい現象です。
また、1月10日現在、木星と土星は、17時30分過ぎに西の空へ沈みますので
奥州市からの観察は難しい状況となっています。
終了しました!12月サンデースクール「水のふしぎを探る」 »
水は身近で、ごくありふれたものです。
毎日の生活にはなくてはならないものです。
ところがその水は、ふしぎな性質をもっています。
きれいな色に変わったり、静電気に引き寄せられたり、
ドロドロネバネバしたものに変化したりします。
そんな水のふしぎな性質を体験してみましょう。
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年末年始休館のお知らせ »
終了しました!「2021年1月星空観望会」 »
日 程 令和3(2021)年1月9日 (土) 19時~20時30分
会 場 奥州宇宙遊学館セミナー室、駐車場
内 容 第1部:19時~19時40分
お話「2021年の天文現象の紹介」
イーハトーブ宇宙実践センター会員:新田 高行 氏
第2部:19時40分~20時30分
観望会「すばるの数をかぞえてみよう」
※観望会は屋外で行いますので
暖かい服装にてお越しください。
参加費 無料
定 員 30名(要申込・先着順)
※参加ご希望の方は、お電話【0197 (24) 2020】にて
お申込みください。窓口申込み可。
お申込みの際は、お名前、電話番号をお知らせください。
【参加いただく皆さまにお願い】
・マスク着用でご参加ください。
・新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
3密対策にご協力ください。
終了しました!全国科学館連携協議会パネル巡回展 「こちら『はやぶさ2』運用室 »
小惑星探査機「はやぶさ2」のミッションを漫画でゆるりとご紹介。「はやぶさ2」の解説パネルつき。
ミッションを終え、地球への帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ2」の運用を漫画パネルで伝え、「はやぶさ2」が撮影した小惑星「リュウグウ」の観測画像も併せて紹介します。
また、「はやぶさ2」ペーパークラフトや折り紙のワークショップ(材料代徴収)、ぬりえ(無料)のコーナーも設けます。
*実施時間などは遊学館に直接お問い合わせください。
日時:令和2年12月18日(金)~令和3年1月10日(日)
9時~17時(火曜日休館)
企画・製作:国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
『はやぶさ2』奥州市で観測されました!<12月25日追記しました!> »
12月6日(日)午前2時頃、岩手県奥州市において『はやぶさ2』の観測に成功しました!どうぞご覧ください!
<12月25日追記>
「はやぶさ2地球帰還(フライバイ)を観測」(左右同じ写真)
右画像①:2020年12月6日(日曜)午前1時54分15秒(11.1s)
右画像②:2020年12月6日(日曜)午前1時54分42秒(9.5s)
撮影場所:酒井天体観測所(奥州市)
撮影者:酒井 栄氏(イーハトーブ宇宙実践センター理事)
撮影者の酒井栄氏より観測時のコメントをいたきました。
12月6日 予報位置に座標を入力して予報時間より約1分早めに
シャッターを前後6枚ほど撮影した中に「はやぶさ2」の軌跡が
写りました。
①の54分15秒の画像は淡くて最初確認できませんでしたが
再度見直したところ写りこんでいました。
奥州市在住の國定俊男さんへお願いして画像処理をして2枚重ねて
移動が分かる画像にしました。右から左に移動しています。
この時間帯は、距離約1.8万kmで移動量が非常に早くなるので
約10秒でカメラのシャッターを切っていました。
約予報通りの位置でしたが慌てていたのか多少望遠鏡の向きが
ずれていましたが視野のはしに何とか写りとても嬉しい限りです。
____________________________
<12月7日記事>
<画像A>「はやぶさ2おかえりキャンペーン観測」
撮影日:2020年12月6日(日曜)午前1時54分42秒
撮影場所:酒井天体観測所(奥州市)
撮影者:酒井 栄氏(イーハトーブ宇宙実践センター理事)
※画面左下に軌跡が見えています。
<画像B>「はやぶさ2おかえりキャンペーン観測拡大」
撮影日:2020年12月6日(日曜)午前1時54分42秒
撮影場所:酒井天体観測所(奥州市)
撮影者:酒井 栄氏(イーハトーブ宇宙実践センター理事)
当日は肉眼で観測できる明るさには達しません。
(12月6日2時の東京からは11.2等星と大変暗い明るさでです)
当日は、カシオペヤ座付近に観測できるチャンスがありましたが
月齢20.5の月明りがあり、空の雲の流れが速かった事もあり
この観測は高度な技術を必要とします。
撮影者の酒井栄氏より観測時のコメントをいたきました。
「あいにく5日(土)は、午後7時過ぎから雨が降っておりましたが車で待機して
空を見上げておりました。
6日(日)の午前1時過ぎから晴れ間が見えてきたので望遠鏡をセットして
座標を時間と度で入力して通過位置に望遠鏡を向けてモニターを眺めて
おりました。月明りの中でカメラのモニターに星が見えると画像を確認しながら
露出時間を調整して撮影しました。何とか撮影出来てうれしかったです。」
観測についての詳細は、日本公開天文台協会(JAPOS)ホームページ
でも紹介されています。こちらもご覧ください。



















