いつごろ見られる?
10月22日の午前8時ごろが極大(いっぱい流れ星が飛ぶタイミング)と予想されます。
21日は月が23時半ごろには沈んでいるので、22日の明け方までが見ごろです。
22日でなくては見られない、と言うわけではないので前後2~3日の間も数は少ないですが見ることができると思います。
どこを見ればいい?
空全体!
流星は輻射点(放射点とも)を出発点として四方八方に飛んでいきます。
できるだけ広い範囲を見るために寝転がって眺めるという方法もありますが、
寒いですので防寒対策は十分に行ってください!
流星(流れ星)の正体は?
流れ星は宇宙空間にある直径1mmから数cm程度のチリの粒が地球の大気に飛び込んできて、激しい摩擦で高温になるのと同時に光って見える現象なのです。
チリの粒はどこからやってくるの?
チリの粒は彗星(ほうき星)の落し物なのです。落し物をした彗星のことを「母天体(ぼてんたい)」と言います。
流星群って何?
母天体である彗星の通り道を地球が毎年同じ時期に横切るので、同じ場所からたくさんのチリの粒が地球に飛び込んで(流れ星が飛び出して)来るのです。
流星群に属している流れ星は、星空のある一点から放射状に飛び出すように見えます。その中心となる点を輻射点(ふくしゃてん)または放射点(ほうしゃてん)と言います。
流星群は輻射点のある星座の名前をとって「○○流星群」と呼ばれます。