サイエンスカフェPage.44 総評

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「インターネットが大きく変えた社会」
~ネットの歴史からイノシシ退治の罠、小学校でのプログラミング、働き方改革まで~

講師: 前国立天文台水沢VLBI観測所 主任研究技師・工学博士 佐藤 克久 氏

開催日: 2018年4月15日(日) 15:00~16:00

電子計算機の発達を振り返りつつ遠隔地との情報交換の必要性から発想された計算機間接続や、欧州原子核研究機構CERNの研究者によるホームページの発想を解説し、その後の全世界の計算機やパソコン、スマートフォン、そしてCPU(演算処理)チップを乗せた全ての機器を世界中に張り巡らされた光ファイバーや無線通信で有機的につなぎ合う現在のインターネットについて説明した。

 

さらに、ネット通販や自動水門による田んぼの水やり、イノシシ有害駆除罠の捕獲通知、音声認識による機器操作、自動運転、在宅勤務等の事例を紹介し、これまでの社会システムが一変しつつある事を解説した。特にも小学校では2020年にプログラミング教育が必修化され、予測不可能なことばかりが起こりうるこれからの社会で、自らが必要な情報を得て考え答えを出し実行していく素養を身につける手立てとしてのプログラミングについて言及した。

 

 

 

担当:佐藤 克久

 

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