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「Z項のその後」


講師: 奥州宇宙遊学館 企画開発主幹 花田 英夫

開催日: 2018年12月16日(日) 15:00~16:00

 

1899年から始まった国際緯度観測では、最初の約1年間の観測の途中経過の発表で、水沢は50点の評価をもらい、波乱の幕開けとなりました。臨時緯度観測所の初代所長の木村榮のZ項の発見によって、この汚名は返上されました。

今回、当時の文献を紐解いて、50点の評価を受けた観測結果がどのようなものだったかを再現しました。その結果、水沢の結果は、Z項を入れなくても決して悪くなかったこと、ドイツの中央局は、とんでもない誤解をしていた可能性があることがわかりました。

Z項の発見は、日本の学界の危機を救ったと同時に、ドイツの中央局にとっても救われたのかもしれません。一方、50点の評価のおかげで、Z項の発見につながったという面もあります。

 

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